Archlinux環境作り ~サウンド、タッチパッド、ネットワーク、タスクマネージャ編~
前々回くらいでなんとかデュアルブートに成功したので早速少しずつArchlinuxの環境を作っていこうという次第
いつ再インストールする羽目になるかわからないので記録しておこうというのが目的
環境を作っていくにつれて随時追記していく予定
初期状態は前回の記事の状態から
デスクトップに移行してからというものまず最初に気が付いたのが、
タッチパッドがクリック以外全く効かないということだった
なので専用のドライバを取り入れる
$ sudo pacman -S xf86-input-synaptics
次に気付いたのは音が出力されないということ
とりあえずサウンド周りを導入することから
$ yaourt -S xfce4-volumed
次にサウンド関連のカードやデバイスを調べる
$ aplay -l
とすると
**** List of PLAYBACK Hardware Devices **** card 0: HDMI [HDA Intel HDMI], device 3: HDMI 0 [HDMI 0] Subdevices: 1/1 Subdevice #0: subdevice #0 card 0: HDMI [HDA Intel HDMI], device 7: HDMI 1 [HDMI 1] Subdevices: 1/1 Subdevice #0: subdevice #0 card 0: HDMI [HDA Intel HDMI], device 8: HDMI 2 [HDMI 2] Subdevices: 1/1 Subdevice #0: subdevice #0 card 1: PCH [HDA Intel PCH], device 0: ALC3232 Analog [ALC3232 Analog] Subdevices: 1/1 Subdevice #0: subdevice #0
と出てくる
カード0は基本的にHDMIに関する部分であることが分かるのでおそらく最後のカード1、デバイス0のものがスピーカーから出力してくれるのではと判断
実際に音を直接出させてみるには
$ aplay -D plughw:1,0 hoge.wav
とする
plugが抜けていると"チャネル数が使用不可能"と言われてしまう
"1,0"はそれぞれカード番号、デバイス番号を入力する
今回上記の組み合わせで音が出てきてくれたのでこれで進む
これをデフォルトのサウンド出力にするので
$ sudo nano /etc/asound.conf
でファイルを開いて
defaults.ctl.card 1
defaults.pcm.card 1
defaults.pcm.device 0
pcm.!default{
type plug
slave.pcm "hw:1,0"
}
と入力してから再起動すると、うまく音を出力してくれた
次はifconfigを使いたいので
$ sudo pacman -S net-tools
ついでにWiresharkも導入しよう
インストールした最後に、
NOTE: To run wireshark as normal user you have to add yourself into wireshark group
と書かれていたのでグループにも追加しておく
# gpasswd -a <username> wireshark
次にタスクマネージャのようなものの導入
# pacman -S conky lm_sensors
# sensors-detect (yesと言い続ける)
$ sensors (一度情報を表示してくれる)
インストールしたらデフォルトの設定ファイルが/usr/share/doc/conky***/conky.confにあるので
$ cp /usr/share/doc/conky***/conky.conf ~/.conkyrc
$ nano ~/.conkyrc
で以下を追記(または変更)
alignment = 'top_right'
background = true
gap_x = 5
gap_y = 0
font = 'IPAGothic:style=Regular:size=12'
own_window_type = 'panel'
update_interval = 3.0
own_window_transparent = true
own_window_argb_visual = true
own_window_hints = undecorated,below,sticky,skip_taskbar,skip_pager
double_buffer = true
(テキスト欄)
${color grey}CPU Temp:$color ${execi 60 sensors | grep 'Physical' | cut -c18-21}℃
${color grey}Core0:$color ${execi 60 sensors | grep 'Core 0' | cut -c18-21}℃
${color grey}Core1:$color ${execi 60 sensors | grep 'Core 1' | cut -c18-21}℃
あとはeth0を変更しておくこと
Conkyの設定においてown_window_typeをdesktopにするのが一番理想だったのだが背景をクリックするとデスクトップの後ろに隠れてしまう現象が起こり、ググってもそういうことが起こってなかなか解決の糸口が見つけられなかったのでpanelで妥協することにした
normalやoverrideにするよりかはよっぽどマシかなと
最後にデスクトップ環境を立ち上げたときに自動的に起動する設定
~/.xprofileにて
sleep 5 && conky
を追記する